政治信条

"市民と共感できる政治を。
●親子で楽しめる「公園機能の連携と設備の拡充」
●市民の命と財産を守る「防災・減災対策の強化」
●農業の持続的発展を支える「稼げる農業の推進」
●赤字脱却へ向けた「市民病院経営改善策の実施」
●西尾市議会の議員定数削減と議員資質の向上"

経歴

"2003　名古屋外国語大学卒業
　　　広告代理店勤務
2011　一般社団法人西尾青年会議所入会
2015　愛知中小企業家同友会入会
2018　青年会議所副理事長
2019　西尾KIRARAロータリークラブ入会
2021　西尾市議会議員当選"

家族構成

本人　妻

趣味・特技

ランニング　世界遺産めぐり

今度の選挙に立候補をされた一番の動機は何ですか?

「１期４年の学びを還元」 今回、立候補を決意したのは、生まれ育った三和地区・室場地区の課題を解決し、より良い地域にしたいという強い思いからです。１期４年間で得た学びや経験を、今こそ地域に還元する時だと感じています。２期目は更に「共感できる市政の実現」を目指し、市民の声に耳を傾けながら、皆様と共に前へ進んでいきたいと考えています。

あなたが一番取組みたい課題は何ですか?　またその課題に対してどのように行動される予定ですか?

　「企業の進出と安全な暮らしのバランス」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　国道２３号線バイパスの開通と物流関連企業の進出に伴い、交通量が著しく増加しており、一部地域の安全や快適な市民生活に悪影響を及ぼしています。市全体の豊かな財政運営のためにも企業誘致や産業の発展が必要なことは理解をしていますが、一部地域だけが犠牲になることは見過ごせません。企業の進出とその地域に住む方々の生活の安全性、快適性の担保はセットで考える必要があります。
また、新たな道路インフラの整備には時間がかかる上、幹線道路は国道や県道が多く、市単独では対応が難しい場合も少なくありません。こうした課題に対しては、国や県としっかり連携を取りながら、着実に解決を図っていきます。

現在西尾市が抱えている大きな課題に対し基本的姿勢を教えて下さい。

●豪雨に対する防災対策
　近年、激甚化している豪雨は、これまでに河川の氾濫や内水被害を防ぐために整備されてきた治水インフラ（ダム、堤防、排水施設など）の限界を超えています。また既存のインフラの多くは老朽化が進んでおり、大規模な補修や更新が必要となる一方で、財政的な制約から計画的な維持管理が難しいという課題もあります。これらを踏まえると、ハード対策だけでは限界があることが明らかであり、雨水マスタープランの策定や住民の避難計画といったソフト対策との組み合わせ、そして地域全体で水を「ためる」「とどめる」「流す」「そなえる」といった流域治水の視点が、今後ますます重要になると考えます。
●市民病院の経営改善策
　近年、多くの自治体病院が赤字経営に陥っており、それは西尾市においても例外ではありません。私は、市民病院というものは地域住民にとって不可欠な医療インフラであり、単なる採算性だけでは測れない公共的な意義を持っていると考えています。しかし、継続的な多額の赤字は、市全体の財政を圧迫しており、他の行政サービスにも影響を及ぼしかねません。
●交通インフラの脆弱性改善
　西尾市では、佐久島・一色さかな広場・吉良温泉といった観光地へのアクセス手段が限られており、また公共交通の空白地における学生の通学や高齢者の買い物など日常の移動手段不足が課題となっています。こうした課題に対しては、地域を循環するミニバスや予約制の乗合タクシーの導入・拡充に加えて、合法的に活用できる「自家用有償旅客運送制度」や、自治体主導のライドシェアの導入が現実的な解決策と考えます。地域で登録された住民ドライバーが、予約制で高齢者の通院や買い物を支援する仕組みを整えることで、公共交通の空白地を補完し、市民の移動の安心を確保できます。今後は、既存の交通網と連携した地域版ライドシェアの導入を検討し、誰もが移動しやすいまちづくりを進めていく必要があります。

これまでの４年間、ご自分の掲げた公約に対する達成率とその自己評価をお願いします。

●PFI事業の見直し　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ご存じの通り、改選後早々に見直しが決定され、裁判になってから、司法の判断は市の訴えを認める流れとなっています。今後いくらかの賠償金を支払うことは必要となりますが、SPCが求めているような根拠のない大きな金額ではないはずです。最終的解決に向けて引き続き注力していきます。（自己評価90％達成）
●一色町の産業廃棄物最終処分場建設への反対　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　市民活動と歩調を合わせながら反対運動してきましたが、その甲斐があってか、ここ数年は建設計画がストップしているように思えます。しかし、まだ業者による建設予定の撤回はされておらず、油断は禁物です。PFIと同様に最終的解決に向けて引き続き注力していきます。（自己評価60％達成）
●市民病院の医療体制の充実　　　　　　　　　　　　　　　　　　　医療体制の充実には、まずは多額の赤字をなくすための経営改善が必要だということを学びました。市民病院の経営改善を図るために、ICTの導入による業務の効率化など、現場の負担を減らしながら、サービスの質を維持・向上させる院内改革、また、外部の専門家による経営評価を受けることや、場合によっては特定の業務を外部に委託することも有効な手段のひとつと考えます。しかし、現場の職員の方の中には、こうした考え方に抵抗がある方も少なくなく、経営改善のためには職員との丁寧な話し合いが必要です。その点を踏まえると、まだ少しゴールは遠い気もしますが、引き続きベストな方法を模索していきたいと考えています。（自己評価0％達成）

AIによる議事録解析に基づく候補者評価結果